決断のとき

数年前に、私は温泉の支配人を会社から命じられ 1年ほど常勤していました。

 

朝早くから毎晩遅くまで働いていたせいか、胃潰瘍になってしまい、薬を飲み定期的に病院へ通っていました。

 

ある日 勤務を終え自宅に22時くらいに帰宅しました。

 

その日はなぜか胃が少し張った感じで、食事も少ししか取ることができませんでした。

 

早めに寝ようと就寝し、朝方3時くらいだったとおもいます。吐き気が突然やってきてトイレに駆け込み、

 

下血と吐血の後、一気に身体の力が抜けてしまいました。

 

その日の朝病院に向かい、診察すると即入院ということで、一週間入院しました。

 

入院して数日経過して、身体も落ち着き 廊下を歩いていると他の病室では、看護師さんが患者さんの食事の補助をしていました。

 

その時 別の病室からナースコールが鳴り、多くの患者さんに、数人の看護師さんが対応しているのを見て、

 

自分自身が年をとった時に病院にかかることはできるだろうか?

 

やはり健康でなくてはいけない、そして健康に携わる仕事をしなければいけない。

 

その気持ちはとても強かったです。

 

退院後すぐにインターネットを使って、健康に関わる仕事はどんなものがあるのかを調べていると、youtubeでVRを使った動画を見て驚きました。

 

ゲーム感覚で運動できるシステムが海外にあるんだ!!

 

その動画を何度も見て、本当にこのVRシステムが海外にあるのか自分の目で確かめたくなりました。

 

でも自分自身 国内でも体験したことがありません。

 

まずVRを知ることが必要だと思い、VRを体験できるところはないか探していたところ

 

北九州でベンチャー企業があつまるセミナーの会場で、無料でVR体験ができるイベントを知り、すぐに足を運びました。

 

そこではスマートフォンを使ったVR体験が出来ました。

 

海底探査やホラーもありました。

 

そのブースでVRについて知ることができ、もっとVRのことが知りたくなりました。

 

国内のVRを取り扱っている企業にも資料請求したり、見積を取ったりしましたが、高額な金額を提示されたり、まったく回答がなかったり、思うようにはいきませんでした。

 

しかし海外のメーカーはわりとすぐに見積もり回答が来たことを覚えています。

 

そんななかでも自分自身の気持ちの中でどうしても海外に行って、VRシステムを確かめたい その気持ちは変わらず、家族に「たぶん今いかなきゃ一生後悔する、どうしても行きたい」と相談して行くことを決めました。

 

もしだめだったら旅行してくるから、そんな思いでした。

 

 

会社には一週間ほど休みをいただき翌年 ドイツ・フランスに行くことを決めました。

 

英語は話すことができないので、インターネットを使って現地に住んでいる通訳をしてくださる方を探しました。

 

出発前に先に振り込みしないと手配できないのですが、本当に現地で通訳される方がいてくださるのか不安でした。

 

 

あともう一つ不安だったのが、企業に訪問して何も経験のない私に対応してくださるのかも不安でした。

 

しかし不安よりもこの事業をやりたい気持ちが勝っていたので行動できたと思います。

 

いよいよ海外に一人で出発、まずはドイツの企業に向かいました。ドイツの企業を訪問した際に、まず担当者の方にお願いしたのが、マシンを操作する内容をビデオカメラで撮りたいのでとお願いしました。

 

 

これは日本に帰国した際、どのように操作すればよいかを再度確認するためです。これは快諾していただきました。

 

ドイツの担当者の方もすごく親切に対応していただきました。

 

それから翌日にはフランスに向かいました。

 

フランスではフランスに住んでいる日本人の方に通訳をしていただきました。

 

フランスの企業でも同様に使い方をビデオカメラに収めました。

 

フランスでVRマシンを体感したときには、日本の方に同じ感動を伝えたい。

 

そう思い、日本に帰国した後、すべてのマシンを輸入するのに法律的なことや技術的なことを調べて各企業と何度も何度もやり取りをしました。

 

翻訳ソフトで英語がうまく伝わらない時は、イラストや動画を使って説明しました。

 

そういった熱意がフランスの担当者に伝わり、導入時にはフランスから日本に来ていただき、セットアップしていただきました。

 

自分自身がこれまでやってきてなかった分野なので、何が問題なのかどうしたら解決できるのか、出来ることをひとつひとつ解決していきました。

 

そこから私の起業が始まります。